【未経験OK】サッカー初心者の親でも大丈夫!親子で学ぶ基本練習と声かけ術とは!?

「子どもがサッカーを始めたけど、自分はサッカー未経験…。どうやって練習を手伝えばいいの?」と悩む親御さんは多いのではないでしょうか。
実は、サッカーの経験がなくても、親子で一緒に楽しみながら練習をすることは十分にできます。
そして、その“楽しさ”こそが、子どもの上達とやる気に大きくつながるのです。

サッカーは技術も大切ですが、まずは「ボールと友だちになること」や「体を動かす楽しさ」を知ることが何より大切。
その第一歩を親子で踏み出せたら、子どもにとっては最高の環境になります。
このブログでは、サッカー初心者の親御さんでも安心して取り組める、基本的な練習方法と、子どものやる気を引き出す声かけのコツをご紹介します。

親子の絆も深まり、家庭でもサッカーがもっと楽しくなるはずです!
親子サッカー練習の魅力とメリット
親子で一緒にサッカーの練習をすることには、技術の上達以上にたくさんの魅力があります。
ただボールを蹴るだけではなく、親子で時間を共有し、信頼関係を育む貴重な機会にもなるのです。
親子のコミュニケーションが増える
まず第一に、親子のコミュニケーションが増えることが挙げられます。
学校やチームの練習では見られない、子どもの素顔や成長ぶりを間近で感じることができます。
また、子どもにとっても、親と一緒に体を動かすことは嬉しく、安心感や自信につながります。
子どものモチベーションが上がる
さらに、子どものモチベーションが上がるという効果も見逃せません。
「頑張っている姿を見てくれる人がいる」と感じるだけで、練習に前向きになれる子は多いものです。
特に低学年のうちは、親の関わり方がそのまま子どものやる気に影響することもあります。
家庭でも気軽に続けられる
そしてもうひとつ、家庭でも気軽に続けられるのが親子練習の大きなメリットです。
広いグラウンドや特別な道具がなくても、近くの公園や自宅の庭、ちょっとしたスペースでできる練習もたくさんあります。
親子で練習をすることは、子どもの技術を伸ばすだけでなく、心の成長や親子の信頼関係を深める大切な時間になります。

サッカーを通じて「一緒に頑張る楽しさ」を感じられる時間にしていきましょう!
親子でできるサッカーの基本練習3選
サッカー初心者の親御さんでも、特別な道具や知識がなくてもできる基本練習があります。
ここでは、親子で楽しみながら取り組める3つのメニューをご紹介します。
① ジグザグドリブル(ボールコントロールを身につけよう)
目的:足でボールを自由に扱う感覚を身につける
やり方:ペットボトルやマーカーを数本並べて、ジグザグにドリブルで進む練習です。
ポイント:
- ボールを見すぎず、前も見ながら動けるように声かけしましょう。
- できるようになったら、「タイムを計ろう!」「後ろ向きでやってみよう」など工夫して楽しく!
親のサポート:
「ボールが言うこと聞くと楽しいね!」「ちょっとずつ上手になってるよ」と、過程を褒めてあげましょう。
② インサイドパス練習(基本の“蹴る・止める”を覚える)
インサイドパスの基礎の基礎(超初心者用)
目的:インサイドパスの力みを無くし、自然と前でインサイドが蹴れるようになる!
- 手でハイタッチする
- 足のインサイドで、手と同じようにハイタッチする
- ボールを挟んで、❷の足ハイタッチをする(足は斜めで良い)
- 実際にボールを蹴る
インサイドパスの極み(上級編)
目的:サッカー上級者のインサイドパスを知る!
- 正面に押し出すように蹴る(足をクロスさせない)
- 体を前に倒しながら蹴る(後ろに重心を倒さない)
- 蹴って止まるのではく、蹴ったまま2〜3歩前に進む!
- 蹴った足が1歩目になっている!(蹴った瞬間に、軸足が抜けている状態。軸足に力が残らない。)
- 当てるところは大事ではない!(人によって違う)
- 要は、狙ったところに行けば、どこに当たっても良い(ブラジル人)
- 重心の流れを意識して、真っ直ぐ相手に向かって重心移動する
- 自分の重心(へそ)が、蹴りたい方向に流れていくようなイメージ
- グッと腹筋に力を入れて、おへそから押し出すように蹴る!
- 軸足は真横に近いとこらへんに踏み込む
- 「踏ん張らない!」
- 重心を乗せるのはボールで、軸足ではない!
- 軸足を強く踏み込めば踏み込むほど、進行方向とは逆に反発が起こる!
親のサポート:
「今のすごくまっすぐだったね!」など、成功体験を強調して声をかけてあげましょう。
③ シュート練習(ゴールに向かって思いきり蹴ろう)
目的:強いシュートを蹴る!
- マーカーコーンを、子どもの歩幅より少し広めに合わせて「4〜5個」並べる
- マーカーコーンを踏みながら前進し、最後をなるべく遠くから踏み込む!
(マーカーコーンを踏むのも意味があり、、、家で練習することをお勧めします)
- スピードを上げた状態で蹴りたい!
- ボールからできるだけ遠くから踏み込む!
- 遠くから早く強く踏み込むと、キック力は上がる!
親のサポート:
時にはキーパー役になって盛り上げたり、「どこを狙ったの?」と質問して考える時間を与えるのも効果的です。

家庭でできる基本練習は、上達の第一歩になるだけでなく、親子で過ごすかけがえのない時間になります。楽しみながら、少しずつチャレンジしていきましょう!
サッカー初心者の親にこそ知ってほしい声かけ術
サッカーの練習で、実は「どんな言葉をかけるか」が子どものやる気や成長に大きく関わってきます。

技術的なアドバイスよりも、親の前向きな声かけが、子どもにとって最高の励ましになります!
① 練習中は「結果よりもチャレンジ」を褒める
「ゴールできたね!」も嬉しいですが、それ以上に「思いきってシュートしたね!」「工夫してドリブルしてたね」といった行動や挑戦そのものを認める言葉が、子どもの自信を育てます。
サッカーでは失敗から学ぶことも多いので、「ナイスチャレンジ!」という一言が大きな支えになります。
② 気をつけたいNGワード
- 「なんでできないの?」
- 「前はもっと上手にできてたのに」
- 「ちゃんとやりなさい」
これらの言葉は、やる気をしぼませてしまう原因になります。
親が思わず言ってしまいがちな言葉でもありますが、子どもは「責められた」と感じてしまうことも。
指摘よりも応援の気持ちを大切にしましょう。
③ 前向きな声かけのコツ
- 「どうやったらうまくいく?」と一緒に考える
- 「やってみよう!」と提案型で伝える
- 「さっきより上手になったね」と変化に気づくこと
親が“先生”ではなく、“一緒に楽しむパートナー”として関わることで、子どもは緊張せずに自然とサッカーが好きになっていきます。
声かけは技術がなくてもできる、親にしかできないサポートです。

失敗しても、うまくできなくても、「一緒にやって楽しかったね」と言ってあげるだけで、子どもの心に残る練習になります。
よくある悩みとその対策
親子でサッカー練習を始めると、誰でもつまずくことや悩みが出てきます。
ここでは、親御さんがよく抱えるお悩みと、その対処法をご紹介します。
① 「自分がサッカーのルールも知らないけど、大丈夫?」
→ 大丈夫です!一緒に学ぶ姿勢が何より大切。
子どもに教えるために完璧な知識は必要ありません。
わからないことがあれば、「一緒に調べてみよう」と言えば、それだけで立派なサポートです!

YouTubeのサッカー解説動画や、子ども向けルールブックも活用すると安心ですよ。
② 「子どもが途中でやる気をなくしてしまう…」
→ 無理に続けさせず、楽しい雰囲気を大切にしましょう。
集中力が切れたときは、練習を中断してもOK。
「じゃあ今日はこのくらいにしようか」「また明日ちょっとだけやってみようか」と軽く切り上げることで、サッカーが“楽しいもの”として記憶に残ります。

小さな成功体験を積み重ねていくのがコツです。
③ 「他の子と比べてしまって不安…」
→ 比べるのは“昨日のわが子”です。
どうしても他の子と比べたくなる気持ちはあるもの。
でも大切なのは、「昨日よりボールに触る時間が増えた」「初めてゴールを決められた」など、わが子の中での成長に目を向けることです。
比べる相手は過去の自分——その視点で声かけをすると、子どもも前向きになれます。
親子でのサッカー練習は、時にはうまくいかない日もあります。

でも、それも含めて一緒に過ごした時間が、子どもにとっては大きな宝物になります。焦らず、ひとつずつ積み重ねていきましょう!

まとめ:一緒に楽しむ気持ちがいちばんの上達のコツ
親子でサッカーを練習することは、単なる“技術習得の時間”ではありません。
子どもの頑張る姿を近くで見守り、応援し、一緒に笑ったり悔しがったりする——そんな時間が、子どもにとって大きな励ましと自信になります。
大切なのは、完璧に教えることではなく、一緒に楽しむこと。
上手にできたかどうかよりも、「今日は楽しかったね」「またやりたいね」と親子で感じ合えることが、何よりの成長の土台になります。
子どもにとって、いちばん嬉しいのは「見てくれる人がいる」「応援してくれる人がいる」という安心感。
サッカーを通じて、親子の絆が深まり、子ども自身の心の成長にもつながっていきます。
サッカーが初心者の親御さんでも大丈夫。

今日からぜひ、お子さんと一緒にボールを蹴ってみてください。その一歩が、きっとお子さんの未来に続く、大きな力になるはずです!